コンタクトレンズ障害
最近では、視力に問題はなくてもファッションアイテムのひとつとしてコンタクトレンズを使っている方が若い世代を中心に増えています。
また本来コンタクトレンズは、眼科医にコンタクトレンズ指示書を発行してもらい、それをコンタクトレンズショップに持って行って購入するものです。
しかし、指示書の提出などは法律で規定されているものではないため、指示書がなくてもインターネット通販などで購入している方もいます。
手軽にコンタクトレンズを購入できるようになるにしたがい、不適切な使い方をしている方が増えたためコンタクトレンズの装着にともなうトラブルも増加傾向にあるといわれています。
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                                - コンタクトレンズ障害とは
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                                         コンタクトレンズは高度医療管理機器です。 
 適切な管理が必要な医療機器であり、副作用・機能障害が起きたときに人体へ重大な影響を与えるものとされています。
 コンタクトレンズを装着したことが原因で発症する障害を、コンタクトレンズ障害といいます。
 最悪の場合は、失明してしまうこともあるため注意が必要です。
 
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                                - コンタクトレンズ障害が起こる原因
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                                         コンタクトレンズは角膜と接触しています。 
 角膜の細胞に必要な酸素は外部から供給されていますが、コンタクトレンズをつけると酸素の供給路が妨げられ、供給されにくくなってしまうのです。
 酸素不足になると傷や感染症を引き起こしやすい角膜になります。 酸素不足以外には、長時間装着やコンタクトレンズの汚れ、ドライアイ、感染、アレルギー、機械的刺激、破損・変形などのコンタクトレンズの異常などがコンタクトレンズ障害の原因と考えられています。
 
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                                - コンタクトレンズ障害で生じる主な疾患
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                                         - 角膜浸潤・角膜潰瘍
- 角膜上皮びらん・角膜上皮剥離
- 点状表層角膜症
- アレルギー性結膜炎
- 角膜血管新生
 
 
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                                - コンタクトレンズ障害になりやすい方
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                                         - 決められた装着期間以上使っている
- コンタクトレンズをつけたまま寝ている
- 長時間コンタクトレンズをつけたままでいる
- 水道水でコンタクトレンズを洗っている
- コンタクトレンズをこすり洗いしない
- 汚れや化粧品がついた手でコンタクトレンズを触っている
- 保存ケースが不衛生
 
 
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                                - コンタクトの正しい使い方
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                                         - 装着時間を守る
- 交換期限をきちんと守る
- 取り扱い方法、ケア用品を正しく使い、使用する
- 異常を感じたらすぐに使用を中止し、眼科を受診する
- 異常がなくても定期的な検査を受ける
 
 
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                                - コンタクトレンズ障害かな?と思ったら
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                                        異常を感じたらすぐにコンタクトレンズの使用をやめて、眼科医に診てもらい指導を受けましょう。 
 また、異常がなくても定期的に眼科医院で検査を受けることをおすすめします。目のお悩み、ご相談は是非 萩原眼科クリニックまでお越しください。 
 TEL:06-6411-5853
 
